建築業界の働き方

建築業界の転職の思考法。自分の「市場価値」を上げられる職種を選ぼう

こんにちは、建築士のりょうたです。

建設会社で施工管理を4年したのち、設計コンサルに転職して3年目になりました。

20代も終わりに近づいてきたので、建築業界でのこれからのキャリア形成について考えてみます。

僕と同じように、20代で建築業界で転職を考えていたり、キャリア形成について考えている方は多いのではないでしょうか?

悩めるサラリーマン
悩めるサラリーマン

  • 建築業界で転職を考えているけど、市場が衰退しそうで不安。
  • 今のスキルは、今の業種でしか通用しないのではないか?
  • 転職をして年収を上げるためにはどうすれば良いか?

この記事では、こういったお悩みに答えます。

キャリア形成でとても大切な、

自分の「市場価値」を高めること。

を軸にして説明していきます。

3分で読み終わります。

「社内での評価」<「市場からの評価」

まず、建築業界で転職を考える上で、根本的な部分の思考を整理してみましょう。

社内で昇進をしたければ、上司の顔色を伺いつつ、長時間働いて、成果を出せば、評価は上がります。

しかし、会社が不景気になったり潰れたりして、市場に放り出されたときに、あなたの評価はどうか?

この目まぐるしくテクノロジーが発展していく現代で、今の会社で通用するスキルが、5年後、10年後も外の世界で通用するとは限りません。

時代の波をとらえて、新たなスキルを習得して、環境を変えていかなければなりません。

今の会社、転職後の会社に限らず、

会社が潰れても、生きていける強さを手に入れる。

つまり、あなたの「市場価値」を高める必要があります。

リョウタ
リョウタ
「市場価値」を分かりやすく説明すると、

「〇〇会社に仕事をお願いしたい」

ではなく、

「〇〇会社の〇〇さんに仕事をお願いしたい」

と言われる人材になること。

「市場価値」が上がれば、良い仕事が回ってきて、自然と年収が増えていく好スパイラルに入ります。

ちなみに、自分の市場価値は、「ミイダス」を使えば数値化することができます。

では、どうすれば業界経験の少ない20代〜30代の個人が、「市場価値」を高めることができるのか?

伸びている分野に身を置くこと

伸びている分野には、多くの企業が注目し、出資しているので、お金が流れてきます。

さらに、伸びている分野=今までにない新しい分野

であることが多いので、業界に何十年もいるような人は少なく、

若い人でも強い発言力をもつチャンスがあります!

伸びている業界で働いたことがあるだけで、その人の「市場価値」は高まります。

なので、建築業界の転職先でオススメなのは、伸びている分野です。

建築業界で伸びている分野はあるのか?

2020年オリンピック・パラリンピックに向けて建設ラッシュのため、好調です。

しかし、日本の人口は今後減少することは明らかで、新築工事の需要は減少していきます。

なので、建築業界全体の市場は、間違いなく縮小していきます。

とはいえ、人間がいるかぎり、少なからず需要があるのは事実。

そんな縮小傾向の建築業界でも、少し視点をずらしてみると、伸びている分野があります。

具体的に、

  1. 環境・エネルギー
  2. 東南アジアやアフリカなど、発展途上国のプロジェクト
  3. 建築業界の非効率を改善するようなサービス
  4. テック系企業のファシリティマネジメント

このあたりに力を入れている企業は伸びしろがあるでしょう。

この4つについて、少し詳しくみていきましょう。

1.環境・エネルギー

僕もこの分野に属して、設備設計やコンサルをしています。

世界的な動きとして、有限な燃料資源である石油などの化石燃料の枯渇を危惧して、各国で様々な取り組みがされています。

日本では、経済産業省が「エネルギー使用の合理化等に関する法律」を定めており、化石燃料使用の規制や省エネを義務付けています。

経済産業省|省エネルギー庁

他にも、地球規模の課題に対して、今後数十年あるいは100年以上という長期スパンで、

水素エネルギーやバイオマス、洋上風力、ブロックチェーンの活用など、新技術が生み出されていきます。

なので、今後も需要があり、伸びしろがある分野といえます!

2.発展途上国のプロジェクト

日本国内は、人口は減少傾向にあり、全国的に建築的な整備はされて飽和している状況です。

これは、今後も加速するでしょう。

しかし、東南アジアやアフリカなどの発展途上国では、人口が増加傾向にあるにもかかわらず、まだまだ整備がされていない地域がたくさんあります。

なので、これら地域の建設プロジェクトに参画している企業は伸びしろがあります!

3.建築業界の非効率を改善するようなサービス

ちょっと視点を斜めに持っていきます。

これだけIT技術が発展している中、建築業界は完全に乗り遅れており、非効率な業務・作業が多くあります。

  • 現場の安全書類
  • 作業計画書、承認図、写真記録などの無限にある書類を、紙で保管
  • 二次下請け→三次→四次・・・強固な多重構造
  • FAXや電話が主な連絡手段
  • 打ち合わせが8時間ぶっ通し

結果的に、残業時間が増えてるのが現状。

これらの課題を改善するサービスは、需要があるのは間違いありません。

例えば、シェルフィー株式会社の

店舗デザイン・内装工事のマッチングサイト

安全書類の簡単作成サイト

これらサービスはかなりイケてます!

4.テック系企業のファシリティマネジメント

なにやら聞きなれない言葉が出てきました。

ファシリティマネジメントとは、

企業・団体等が組織活動のために、施設とその環境を総合的に企画・管理・活用する経営活動のこと。

出典:公益社団法人日本ファシリティマネジメント協会

ざっくり言うと、建築的、経営的な視点で施設管理をする仕事。

建築の知識だけでなく、経営的なスキルを身につけられるのがいいですね。

今、市場全体が伸びているIT企業に、「ファシリティマネジメント」というポジションで参画することができます!

 

ここまでのまとめ!

建築業界で伸びている分野に身を置くことで「市場価値」を高められる!

  1. 環境・エネルギー
  2. 東南アジアやアフリカなど、発展途上国のプロジェクト
  3. 建築業界の非効率を改善するようなサービス
  4. テック系企業のファシリティマネジメント

 

では、どうすればこのような伸びている分野の会社を見つけられるのか?

転職エージェントを活用すべし

転職エージェントは、業界のプロです。

自分が今まで知らなかった会社を紹介してくれます!

僕は、【doda】の転職エージェントに、環境・エネルギー分野に力を入れている会社を紹介してもらって転職しました。

【年収アップ】建設会社からホワイトな設計事務所へ転職できた方法

エージェントは、本当に建築業界のことを詳しく知っています。

転職活動を効率よく進めるためにも、エージェントを活用することをオススメします!

さいごにまとめ

建築業界のキャリア形成について、まとめです。

  • 社内の評価よりも、市場からの評価を重視する。
  • 伸びている分野に身を置く。
  • 転職エージェントを活用して、効率よく転職活動を終わらせよう。

今回は、あくまで建築業界の中で市場価値を上げる話をしましたが、異業種に転職するのも一つの選択肢です。

気になる方はこちらの記事をのぞいてみてくださいね。

建築業界から異業種へ!スキルを活かせる転職先3選【ホワイトな仕事】