こんにちは、リョウタです。
建築業界で設計の仕事をするかたわら、英語力を鍛えています。
- 建築業界で英語を使えると、どんなメリットがあるのか?
- ビジネスで英語を使うなら、どの程度のレベルが必要か?
- 忙しくて勉強する時間がない。
この記事では、これらの疑問に答えます。
僕自身、建築の仕事で、英語が必要な場面に何度も出くわしました。
僕の実体験を元に、建築士の英語力の必要性について解説していきます。
3分で読み終わります。
目次
英語力があると仕事の幅が広がる
これは、建築士に限らず、建築業界に携わる人に共通して言えること。
英語力があると、大きく2つのメリットがあります。
- 海外の最新技術をキャッチアップできる。
- 自分の「市場価値」を上げられる。
具体的にどういうことか。
1.海外は日本よりも技術的に進んでいる

ここ10〜20年の間に、かつて先進国であった日本は、世界各国に大きく遅れを取っています。
IT・製造業をはじめ、建築業界も日本は遅れています。
- 建築デザイン
- 土木
- 超高層
- 環境・エネルギー
特に、僕の専門分野である「環境・エネルギー」分野において、身を持って体感しました。
たとえば、
北欧は環境エネルギー分野で世界最先端の技術を持っています。
40%、驚異の数字。
デンマークの島で、風力、バイオマス、ゴミ発電をする。
そして、それら再生可能エネルギーを利用して、島全体に熱電併給して自給する。
日本の再生可能エネルギー自給率は1%にも満たないでしょう。
この違いからも分かるように、海外の技術を学ばざるを得ません。
2.自分の「市場価値」を上げる意味でも必要
今後、日本の建築業界は新築工事の需要が減っていき、業界全体としては衰退していくことが考えられます。
そこで、東南アジアやアフリカなど、発展途上国にも目を向ける必要があります。
当然、世界共通言語である「英語」を使用する場面が増えるでしょう。
そんなときに、
「ビジネス英語ができる建築士」
「市場価値」が高いのは間違いありません。
「市場価値」の意味については、こちらの記事をどうぞ。

デンマーク人と一緒に仕事をした

僕が設計・コンサルの仕事をしていて、実際に体験したことです。
日本国内で、ある地域で、地方創生を目的としたプロジェクトに携わっていました。
バイオマスなどの再生可能エネルギーを、地域全体で有効利用するという計画。
しかし、日本国内では、事例はほとんどなかったため、情報が出回っていなかったのです。
そこで、再生可能エネルギーを国全体で有効利用しているデンマークの知恵を借りるため、現地の人と一緒にプロジェクトを進めていました。
そのときの僕の英語力は中学生レベル。
デンマーク大使館の通訳の人がいないと、コミュニケーションが取れませんでした。
もちろん、
海外の環境エネルギーに関するWEBページを見ても、全て英語で書かれているので、「うっ」となって、そっとページを閉じていました。
Google先生の翻訳機能を使っても、専門用語が多いので、間違いが多いです。
今後も、北欧や東南アジアの人と一緒に仕事をする機会があります。
すごく悔しい思いをしたので、今はビジネスレベルまで英語力を上げるために、継続的に学習しています。
忙しい建築士でも英語学習ができる
建築業界はハードワーク気味なので、まとまった学習時間を取るのが難しいです。
英語学習は、毎日の継続学習が本当に大切。
そこで、まずは基礎的なリーディングやリスニング力を鍛えるために、【スタディサプリEnglish「TOEIC対策コース」】を使ってTOEIC学習をすることにしました。

スマホだけで、スキマ時間のみで学習しています。
通勤電車と昼休みを利用すれば、毎日1時間近く英語に触れることができます。
1ヶ月あたり2,480円ほどかかりますが、そこらの教材や英会話教室に通うよりも、効果があると実感しています!
ビジネスで必要な英語力は、TOEICスコア800以上。
と言われているので、まずはそこが目標。
こちらの記事で、有用性についてまとめています。

慣れてきたら、【スタディサプリEnglish「日常英会話コース」】にシフトしていく予定です。
まずはスキマ時間で英語学習をはじめよう
というわけで、建築士が英語を学ぶべき理由を、以下3行にまとめます。
- 海外の最新技術をキャッチアップできる。
- 自分の「市場価値」を上げられる。
- 忙しい合間に、スキマ時間だけで英語学習ができる。
本業を頑張るのもいいですが、少し時間を見つけて英語に触れるだけで、得られる情報が増えて、見えてくる世界が変わってきますよ。