こんにちは、離島の魅力に取り憑かれているリョウタ(@ryotablog)です。
鹿児島県の離島、奄美大島で面白い計画が進んでいます。
その名も「フリーランスが最も働きやすい島化計画」。
この計画で掲げている目標は、
2020年までに
- 200名のフリーランスを育成
- 50名以上のフリーランス移住者を呼び込む
奄美市が地方創生を目的として取り組んでいます。
公共団体がこういう取り組みをするのは珍しいのではないでしょうか。
奄美大島は、鹿児島本土と沖縄本当のおよそ中間地点
直近のスカイキャスナーの人気急上昇離島ランキングでは、堂々の1位!

マングローブの原生林があり、海は豊かなサンゴと熱帯魚。
その豊かな自然を認めてもらうべく、世界自然遺産の登録に向けて動いています。
- フリーランスになって離島に移住したい
- 奄美大島で生活したい
- とにかく自然に囲まれて仕事がしたい
という方にとって、恵まれた環境ですね!
移住先の有力候補です!
旅行がてら、移住する観点で現地視察をしてきたので、情報を共有します!
目次
「フリーランスが最も働きやすい島化計画」とは

奄美市が平成27年から地方創生を目的として、フリーランスを支援する計画を立てています。
島内では仕事は少ないので、どこでも仕事ができるような人たちを呼びこんで育成しようとしてるんです!
充実した育成制度
「フリーランス寺子屋」という教育プログラムを開催しており、ライティング、ホームページ作成、ハンドメイド、フォトライターなどの、「どこにいてもできる仕事」をメインにした講座があります。
今の時代、【クラウドワークス】や【ココナラ】を利用すればパソコン1台で完結するライティング、得意な写真などを商材に稼ぐことができるので便利ですよね。
ちなみに平成29年度は、本気で稼ぎたい人向けに、
- SEOライティング講座
- 観光フォトライター講座
- ハンドメイド講座
全11回の講座で、114名の方が受講したようです。
その様子がこちら↓
ん?
ちょっと待って
白髪のおじさんまでいる⁈
幅広い年齢層の方々で、盛り上がってますね〜!
フリーランスコミュニティの形成

「フリーランス部」というコミュニティがあり、ライター部、デザイン部、ハンドメイド部、フォト部、アート部などに分かれて、情報交換を行なっています。
奄美大島は本島からだと空路か航路しか交通手段がありません。他のフリーランスの人と直接会うのが難しいので、ありがたいコミュニティですね。
移住者支援
奄美大島の家賃相場は、島一番の市街地の名瀬で、2DK〜3DKで月におよそ5万円。
田舎の割には高いように思えます。
市街地から離れた一軒家などは、月5,000円程度で借りられるところもあるようですが、インターネット回線や利便性を考えると市街地近辺がいいですよね。
移住者向けに「空き家バンク制度」というのがあり、空き家を「貸したい・売りたい」所有者から、移住希望者が「借りる・買う」ことができます。
他にも【短期滞在プログラム】があって、実際に移住者の方と話したり、島民の人と話したり、物件を見て回ることができます。
いきなり移住するのではなく、試しに短期移住で島での生活の様子が分かってから、物件を借りて住むのが良いですね。
奄美大島での暮らしはどんな感じ?
都会から移住してくると、最初は生活に不便を感じると思います。
でも、豊かな自然に囲まれつつ生活していけば、慣れていくでしょう!
海と山に囲まれた豊かな自然

マングローブの原生林が生い茂り、広がる亜熱帯の風景。
海には豊かなサンゴと熱帯魚。
まさに、海と山に囲まれた南国の風景が広がります。
市街地はそこそこ栄えている
島一番の市街地の名瀬は、コンビニや家電量販店、飲み屋街などがあるので生活には困りません。
ただ、娯楽施設が少なく、ボウリング場やゲーセンはないので、都会人にとっては物足りなさを感じるかもしれません。
あと、市街地を離れると、近所にコンビニがないので車移動は必須ですね。
奄美空港の近くにはコワーキングスペースが一応あります。
利用者は少ないようですが、1時間50円、1日400円の格安で使えます。
生活費は意外にかかる
家の家賃は、2DK〜3DKでおよそ月5,000円〜50,000円。
島なので、輸送費がかかる分、食品などは割高になります。
それでも一人暮らしであれば、月10万円あれば満足に生活できます。
【こちらの記事】の女性は、奄美大島の南にある加計呂麻島に移住して、月5〜6万円で生活してます。
お金を使う場所がないから、支出も抑えられるんですね。
島民のコミュニティに溶け込もう
離島に移住する上では、島民との付き合いは重要。
普段都会に住んでいる人にはイメージしにくいですが、島に住むと近所の人と普通に日常会話をしたり一緒にご飯を食べたりするので、自然と距離が近くなります。
近所の行事に参加したり、街の人に声をかけてみたり、コミュニケーションを取っていくことで、より島での暮らしが楽しくなります!
現状は若いフリーランスが少ない
フリーランスを増やす計画は進んでいるものの、移住者や若い人が少ないのが現状です。
やはり、離島に移住するとなるとハードルが高くなるのものです。
個人的には、ここに移住して、もっと奄美大島の魅力を発信して若いフリーランスを受け入れられるような拠点を作りたいと考えています。
奄美大島はフリーランスの聖地
と認知してもらえるように!
何かしらの形で貢献したい。
こんな魅力的な島なのにもったいない!
さいごに

離島でフリーランスを考えている方は、一度、奄美大島に行って新しい暮らしを思い描いてみてください!
きっとその魅力にハマること間違いなし!
格安航空のバニラエアなら、成田⇨奄美空港までの直行便が1万円〜ありますよ。
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